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ミャンマーから南スーダンへと続く秘密工作――「中国覇権」にストップかけるオバマ戦略

 オバマ米大統領の外交・安保戦略は非常に分かりにくい。オバマ氏はリベラル勢力を支持母体にしながら、そもそも情報公開に消極的で、安保戦略の実像を見せようとしない。特に対中戦略では、中国を刺激しないため、重要な戦略的成果を挙げても決して誇示したりしないのだ。 今年1月、オバマ政権が発表した国防戦略指針…

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米新国防戦略がもたらすのは「抑止力」か「卑怯者の戦争」か

 アジア太平洋に大きくシフトするアメリカの新国防戦略(1月発表)が、各国を巻き込み活発に動き出した。米軍普天間飛行場移設とパッケージだった沖縄の米海兵隊8000人のグアムなどへの移転を、切り離して進めることに日米が合意したのも、その一環だ。新国防戦略の歴史的意義は、台頭する中国を牽制するアジア・シ…

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「チャベス4選」はどうなる――2012年中南米情勢を占う

 新年初頭、日本の各メディアは2012年が「世界的な指導者交代の年」に当たると特集を組み、地域・世界情勢への影響を展望しているが、その中から中南米はまったく抜け落ちた感があった。中南米には地域紛争もなく、わが国とのバイタルな外交課題も存在しない中で分からなくもないが、近年多極化する国際社会で存在感…

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「2回目の核実験は4.6キロトン」急速に進む北朝鮮核・ミサイル開発

 24日からジュネーブで米朝高官協議が始まった。北朝鮮の核開発をめぐる6カ国協議の再開をにらんだ協議だ。だが、オバマ米政権がこの時点で、米朝協議を急ぐのはなぜか。 ほぼ時期を同じくして、米国務省が米民間調査会社サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナル社(SAIC)に委託して行なっていた調…

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ハッカニ・グループとの和戦両面作戦は胸突き八丁に

 来年の米大統領選を前に、アフガニスタンでは「2014年までに戦闘任務を終える」という出口戦略を進めるオバマ米政権。開戦からちょうど10年たって、現在10万人規模のアフガン駐留米軍の段階的撤退も始まった。 しかし、オバマ政権のアフガン戦略には相当の無理がある。そもそも、反政府勢力タリバンのような勢…

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「3流の政治」で世界からこぼれ落ちる日本

 もういい加減にしてほしい! と怒鳴りたくなるほどだ。この国の政治と政治家たちは、3流どころか、4流、5流だ。  6月27日に就任してから9日目で、被災地の県知事らに暴言を吐いて辞任した松本龍復興相。世界の新聞に異様な出来事として報じられた。しかも暴言を吐いた理由に「血液型B」を挙げたのが、さらに珍奇な印象を与えた。...

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ハチドリがスパイに 無人偵察機を駆使する米対テロ戦略

 オバマ米大統領の対テロ戦略が変わった。米国に対する明確な脅威の主体は「アル・カエダ本体と関連組織、アル・カエダ支持者」だと新しい「国家対テロ戦略」に明記したのである。 ブレナン大統領補佐官(テロ対策担当)の言葉を借りると、具体的には、特殊部隊を増員し、多種多様な無人偵察機(UAV)を駆使して、テ…

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中東民主化がアメリカに迫った政策転換

ビン・ラーディン殺害作戦を待って行なわれた中東政策演説(c)EPA=時事[カイロ発] オバマ米大統領が5月19日に国務省で行なった演説は、大規模デモがもたらす中東諸国の政治変動を受けた米国のこの地域に対する政策の新たな指針を示したものだ。 【リンク】 昨年12月17日にチュニジアの小地方都市スィー…

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【速報】ビン・ラディンのレポ役割り出しが決め手に

 1日、交戦の末、仇敵オサマ・ビン・ラディン容疑者を殺害した米特殊部隊。中央情報局(CIA)の追跡工作でビン・ラディンが信頼するレポ役を割り出したことが決め手となった。 オバマ政権にとって久々の快挙となったこのニュース。米政府当局者が得意げに米大手紙記者にバックグラウンドブリーフィングしている姿が…

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ムバーラク最後の一日──加速するグローバル・メディア政治

告別の辞を述べる機会もなく辞任することになったムバーラク前大統領(c)AFP=時事(AFP PHOTO / EGYPTIAN TV)...

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「均衡の思想」と「ソーシャル・メディア」で読み解く米国政治

 昨年11月にアメリカで行なわれた中間選挙から3カ月強が経過した。その間、ツーソンで起きた民主党議員銃撃事件、一般教書演説などを経て、選挙直後に見えていた風景とは大分異なった政治的地平がオバマ政権の前に広がっている。ティーパーティー運動に惑わされてはいけない(一般教書演説に臨むオバマ大統領)(c)…

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米経済「偽りの夜明け」に縋る日本

米民主党大敗の余沢が日本株にも(c)AFP=時事...

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中間選挙から見えてくるアメリカ政治の変化

 11月2日に行なわれた中間選挙については、拙稿が掲載されるまでに、すでに新聞等において多くの結果分析がなされていると思われるが、私にとって興味深かった点を幾つか素描したい。前回の大統領選で分かった保守的潮流の強さ敗戦の弁を述べるオバマ大統領 (c)AFP=時事 少し時計の針を戻して振り返ってみる…

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レアアース騒動で浮かび上がった米中の「地下水脈」

 中国が日本だけでなく、米欧に対してもレアアースの輸出を絞り始めた。中国の輸出規制について米政府が米通商法に基づく調査を始めたことへの対抗措置とみられている。米中間の緊張は一触即発の様相だが、経済界の深層を探ると、地表からは見えない両国の太い地下水脈が見えてくる――。動かなかった米国輸出制限で緊張…

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オバマ大統領が対テロ戦争で出した「暗殺指令」

 オバマ米大統領は実はいま、同時に2つではなく、3つの戦争を戦っている。 第1にイラク。このほど、ホワイトハウスからテレビ演説を行ない、イラクでの「戦闘任務」の終結を宣言した。だがこれは極めて政治的な「終結」に過ぎない。公約実行と宣言した儀式で、戦争は終わってはいない。残留の米兵5万人は装備を変え…

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岐路に差し掛かる米・イスラエルの「特別な関係」

 本日9月2日からワシントンで始まるイスラエル・パレスチナの「直接対話」の背景として、オバマ政権下で表面化してきた米・イスラエル関係の変化を押さえておきたい。表面的には、米・イスラエルの緊密な関係をオバマ大統領とネタニヤフ首相は強調する。しかし背後には両国関係の長期的な「変調」を感じ取れる。...

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オバマ政権の命運を決する米中間選挙のメカニズム

選挙結果が今後の政策を左右する (c)EPA=時事  アメリカ中間選挙(11月2日)が2カ月後に迫った。中間選挙では連邦議会の下院の全議席(435議席)と上院100議席の約3分の1(今回は37議席)が改選される。...

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米情報機関が狙うイランの“アキレス腱”

 今年の国際舞台では、イランが主役になりそうだ。 首都テヘランでは、イラン改革派勢力の反政府デモが続き、国連安全保障理事会は、核開発を強行するイランに対して制裁決議案を審議する見通しだ。だが米情報機関は、イランの意外な「アキレス腱」を狙って、秘密工作を展開している。 イランの最高指導者ハメネイ師は…

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トヨタバッシング

 トヨタ自動車のアクセルペダル不具合や大規模リコール問題で、米国の議会やメディアはここぞとばかり、トヨタバッシングに走っている。 トヨタの対応も遅れたが、「リコール車の運転を止めるべきだ」(ラフード運輸長官)といった不規則発言は、政権までトヨタ叩きに加担した印象を与えた。 実は昨年、米フォード社も…

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「失望」に転じたオバマの中南米外交

支持率低迷に悩む米オバマ政権。協調姿勢で臨んだ対中南米外交も、思うように進んでいない。「建設的な関与」は実現するのか。 オバマ政権の中南米外交は当初、前政権の単独主義から多国間協調主義への鮮やかな政策転換を印象づけ、大きな期待をもって迎えられた。昨年四月の米州サミットでオバマ大統領は、「未来志向で…

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